新潟の地域文化を紡ぎ繋げる 新潟文化物語

│概要│かつて菊池寛は「作家が書きたくて書いているのが純文芸で、人を悦ばすために書いているのが大衆文芸だ」と述べました。明治から昭和初期にかけて「文学」といえば「純文学」を意味し、読者の多くは知識人でした。1926年の雑誌『大衆文藝』発刊をきっかけに、「純文学」に対抗する形で「大衆文学」が誕生しました。この分野で名を残しているひとりが長谷川海太郎（1900-1935年、佐渡市）で...

雪国の過酷な冬、暗く重い思い出の連続の中に、時折現れる「雪の純白の世界―この世のものとも思えぬ純白の雪の状況」が、富岡惣一郎の作品世界を形作りました。雪国に存在する白と黒の色、形、量、空間の変化が無限にあることが分かってから、これらを象徴化、単純化していったと語った富岡の作品は、初期の抽象表現から一見具象にも見える象徴的な表現へとかわりました。そして、最も大きな変化...

この度、当館所蔵の棟方作品のみを展示します。当館が所蔵する棟方作品は、美人画がとても多いことが特徴です。その為、棟方が描く様々な美女たちをテーマに...

日時：11月23日(金)開場13:30開演14:00会場：魚沼市小出郷文化会館大ホール出演：KRO小出郷リコーダーオーケストラ音楽監督：吉澤実友情出演：南魚沼市民会館リコーダー教室十日町リコーダーアンサンブル曲目＜四季＞~リコーダー四重奏のためのディヴェルティメント第３番~長ぐつのクロ君（絵本の朗読と演奏）他吉澤実氏によるミニコンサート料金：500円（中学生以下無料・全席自由）主催：KRO小...

【企画展「藤田嗣治とフランスに魅了された画家たち」】2018年は、藤田嗣治没後50年を迎えます。この節目の年に、藤田の作品を中心に彼と同時期に活躍した画...

東北大震災を契機に日本国籍を取得したドナルド・キーン先生は、昨年6月新潟県長岡市の西生寺の即身仏に因んだ江戸時代の人形浄瑠璃「越後国柏崎弘知法印御伝記」を英国ロンドンで復活上演成し遂げた立役者です。日本文化を世界に発信しているキーン先生のロンドン、ケンブリッジでの活躍を写真家宮澤正明氏と新潟放送が取材したBS−TBSで全国放送を行いました。この度、キーン先生が辿ったイギリ...

「名前を呼んで。そうしたら私は本当の私になる。」シェイクスピアの名作と部活にかける青春をミックスダウン！部員1名、廃部寸前の演劇部。生真面目な生徒会長と強豪校からの転校生が部室のドアを叩く時、バージョンTの物語が動き出す。開演は１５時及び１９時（２回公演）開場は各３０分前。入場無料

|概要|＜第34回国民文化祭・にいがた2019第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会プレイベント＞明治元年11月19日（西暦1869年1月1日）、新潟が日本で五番目の港として開港しました。2019年1月、新潟は開港150年を迎えます。外国への扉が開いた明治時代、日本は西欧の制度や文化を採り入れて近代化を推し進めました。鉄道などのインフラ整備から始まって、生活が様変わりしていくなか、新潟県...

新潟県立文書館では、平成３０年度特別企画展「幕末から明治へ－激動の時代と越後・佐渡－」を開催します。開国から戊辰戦争・明治維新の激動の時代に、越後や佐渡では台場築造や農兵隊の結成など時代に対応した活動が見られます。幕末から明治の越後・佐渡の人々の様子を当館所蔵文書から紹介します。資料を実際に手に取り、見ることができる、毎年恒例の文書館ならではの展示会です。多くの皆...

「きものの街」として知られる十日町市で、ともに活躍した手描き友禅作家山﨑巖（1938-2015）と意匠デザイナー小林順二（1940-2016）。1960年代前半、「マジ...