遠藤家

そもそもは順徳上皇とともに佐渡に渡った遠藤為盛の子孫であったと伝えられる。初代遠藤九左衛門は奈良、江戸で観世流の脇方を伝授され帰島。三代目から佐渡奉行に呼ばれて相川に居を構えて本間太夫の脇方を務めた。佐渡奉行から太夫を命じられ佐渡における初代観世流太夫は清之丞と呼ばれた。