奴奈川姫

古事記上巻で「高志の國の沼河比賣」と記述されています。縄文時代から翡翠を産出していたこの地域の、女王または巫女であったとみられています。大国主命は出雲から旅に出てこの地方で美しい姫がいると聞き求婚に訪れ、結婚します。奴奈川姫は結婚後もこの地にとどまりました。諏訪神社の祭神である建御名方命(たけみなかたのみこと)は二人の間に生まれたという伝説が残っています。