田沢実入

新潟市(旧白根市)に生まれ、明治3年の工事着手に向けた請願、その後中断した工事の再開に向けて尽力。内務省で土木関係の官僚としても活躍し、大河津分水完成後の大正13年に退職。その後は分水路の桜並木を育てた。この桜並木では毎年「おいらん道中」が行われ、華やかな春の風物詩となっている。