上杉定実

?-1550。上杉一族最後の越後守護。謙信の父為景に擁立されたが為景の権力基盤の弱さなどから傀儡とはならず、一定の権力を有し謙信の家督相続に大きな役割を果たした。子がなかったため、伊達氏が養子を送りこもうとしたところこれを巡って揚北衆に紛争が起こる。これは伊達氏内のお家騒動(伊達天文の乱)の決着によって立ち消えとなっている。