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file-8 佐渡の金銀山 一国天領に開いた文化


3人の人間国宝

  佐々木象堂 (1882-1961) 鑞型鋳金(ろうがたちゅうきん)
  三浦小平二 (1933-2006)  青磁
  伊藤赤水 (1941~) 無名異焼

無名異焼

高温で焼き締める「無名異焼」は非常に硬く、たたくと澄んだ金属音を発するのが特徴。

 佐渡は離島でありながらこれまでに3名の人間国宝(重要無形文化財保持者)を輩出しています。昭和35年に人間国宝となった佐々木象堂は、皇居正殿の屋根飾り「瑞鳥」で知られる鑞型鋳金作家。沢根の宮田藍堂に師事し鋳金を学びます。佐渡の鑞型鋳金は幕末に大砲を鋳造する際に砲身に着けられた飾りから発した技術です。青磁の三浦小平二は、無名異焼の窯元、三浦小平の家に生まれ青磁の道を極めました。三浦家は常山窯の窯元で、佐渡で初めて無名異焼の量産化を始めたことで知られます。「無名異」は金山から出る副産物の酸化鉄と陶土を合わせて焼いたやきものです。伊藤赤水は佐渡楽焼創始者、初代赤水から5代目。今も佐渡相川に窯を構えて創作を続けています。

 これらは金山に関わる技術や副産物に端を発した技術ですが、それ以上に佐渡の人々の審美眼、財力がなければ美術品として高いレベルに達することはなかったかも知れません。



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