
file-78 にいがたの城下町(後編)
県立図書館おすすめ関連書籍
「もっと詳しく知りたい!」、「じっくり読みたい!」という方、こちらの関連書籍はいかがでしょうか。以下で紹介しました書籍は、新潟県立図書館で読むことができます。貸し出しも可能です。ぜひ、県立図書館へ足をお運び下さい。
▷『新・にいがた歴史紀行3 新発田市 聖籠町 阿賀野市』
(五百川清著/新潟日報事業社/2008年)請求記号:N /29*1.2 /I61新発田市と聖籠町、阿賀野市の寺社、史跡を掲載した本書は、歴史的背景の解説とカラー写真・略地図が掲載され、旧跡をめぐるガイドブックとしてもご覧いただけます。毎年8月27日~29日におこなわれる城下町新発田ふるさとまつりや、開湯100年を迎えた月岡温泉など、新発田にお出かけの際には新発田の歴史に思いをはせてみませんか。
▷『新発田藩』
(鈴木康著/現代書館/2008年)請求記号:N /2*12 /Su96本書は「シリーズ藩物語」の1冊として刊行され、新発田藩のあらまし、城下町新発田の姿をまとめたものです。市史編纂委員会や平成10年の城下町四百年記念事業『城下町新発田四百年のあゆみ』の編集にも関わった著者の筆により、新発田の歴史が生き生きと描かれています。「第四章 城下町新発田の文化と暮らし」では、石州流茶道についても触れられており、怡渓派茶道を奨励した十代直諒侯の茶道具の写真も掲載されています。
▷『今月使いたい茶席の和菓子270品』
(淡交社編集局編/淡交社/2011年)請求記号:791 /Ta88歴代藩主が茶道に力を入れた新発田藩では、関わりの深い和菓子文化も発達していきました。本書では、茶席で使われる和菓子を、季節ごとに紹介しています。由来や特徴が添えられ、写真から感じられる繊細な技からは、和菓子の奥深い世界も感じることができます。お客様へのおもてなしの参考としても、茶道、茶の湯に興味を持つきっかけとしても、お使いいただける1冊です。
このほか、映画化された小説『利休にたずねよ』(PHP研究所/2008年 請求記号:791/Y31)の著者・山本兼一氏が、千利休の人物像やゆかりの茶道具、茶室についてつづったエッセイ『利休の風景』(淡交社/2012年 請求記号:791/Se56)や、石州流怡渓会の活動や様々な情報を提供している機関誌『石州』(郷土雑誌のため、館内閲覧のみです)も県立図書館で所蔵しています。
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