「にいがたぐるっとミュージアム!パスポート」を利用してセツコママがミュージアムを巡ってみた♪
情報サイト「ガタチラ」でおなじみの節約大好き主婦、セツコママが「にいがたぐるっとミュージアム!パスポート」で長岡市の歴史を辿れる博物館や記念館に行ってきました!
長岡の人気スポットやおすすめのお土産も紹介するので、最後まで要チェックですよ!
長岡市郷土史料館
最初に訪れたのは、長岡市御山町(悠久山公園の高台) にある「長岡市郷土史料館」。長岡の長い歴史をたくさんの資料から学ぶことができる施設で、長岡市制60周年記念事業の一つとして昭和43(1968)年に建てられました。
お城を模した3階建ての角櫓(すみやぐら)と4階建ての天守閣を走櫓(はしりやぐら)が結ぶ構造で、階段を登るたびに新しい発見と驚きがあります!
河井継之助ゆかりのガトリング砲(複製)の前で、笹川勝館長と記念撮影。笹川館長が提督・山本五十六の遺品の前で「望まなかった戦争で指揮をした五十六さん。河井継之助さんと似ている気がしますね」と一言。セツコママも大きくうなずいていました。
最上階にある展望台からは、長岡市内と新潟平野が見渡せます。春は桜、秋は紅葉が映えて、素晴らしい眺望となるそうです♪佐渡が見えることもあるようですよ♪
館内には長岡出身の先人たちが成し遂げた業績や人物像などの資料がたくさんあり、歴史を学ぶことができます。外観だけではなく、館内もお城のような雰囲気ですね♪ノスタルジックな空間で落ち着いて観覧したい方にはおすすめのスポットです!
「長岡城はここにあったの?」というセツコママの問いに、「いやいや、長岡城は今のJR長岡駅周辺にあったんです。史料館の入口には城塁の礎石をはめ込んであるので、帰りに眺めてくださいね。史料館の外観は長岡藩とゆかりの深い会津藩の鶴ヶ城(福島県会津若松市)をモデルにしたと言われています」と笹川館長。
鶴ヶ城をモデルにしていたとは…!まったく知りませんでした!(汗)
長岡市郷土史料館を堪能したセツコママ。「数多くの偉人たちや雪国の昔のくらしなど、いろいろな発見があるので子どもたちにもぜひ見てほしいわ。展望台からの眺めも最高だったわね♪」と感想を語っていました!
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セツコママおすすめランチ
ここでお腹が空いたセツコママ。近隣のおすすめ店をご紹介♪
詳しくはリンク先の記事を見てね!
喜味屋食堂
数々の“デカ盛り”メニューが話題の「喜味屋食堂」♪全国各地から大食い自慢が訪れる人気のお店です!
安福亭本店
燕三条系に負けない背脂ガッツリラーメンで人気のお店♪ 一度食べたらクセになる絶品ラーメンです!
河井継之助記念館
お腹も満たされたところで次の目的地「河井継之助記念館」へ!「幕末の風雲児・ 河井継之助」の生家跡に建てられた記念館で歴史を学んできます!
セツコママもやる気満々! 「郷土史料館で予習したからバッチリよ♪ 去年は映画『峠 最後のサムライ』も家族みんなで見て、とっても感動したの」と楽しみにしている様子。
映画『峠』の反響は大きかったようで、「来館者は例年の4倍でしたね」と中田仁司館長。幕末を駆け抜けた河井継之助の生涯を映画で知った県内外の方々が大勢来館されたそうです。ちなみに『峠』には、河井継之助記念館「友の会」メンパーも多数参加。「常在戦場」を映像でも表現していました!
長岡藩を率いて新政府軍に徹底抗戦したことで知られる河井継之助ですが、目指していたのは武装中立と長岡藩の独立だったようです。わずか41 年の生涯の中で多くのことを成し遂げた彼の遺志は、経済や教育など多様なジャンルで後進に引き継がれています。
2ショット撮影をした河井継之助の銅像をよく見ると、右手に望遠鏡、左手には2本の脇差を抑え、足元はブーツ! 「足元には気付かなかったわ。長岡を飛び出して西国で学んだ先進的な姿勢がよく表れているのね」と勉強熱心なセツコママ♪
「継之助の父・代右衛門は茶道を嗜む文化人で、良寛とも交流が深かったと言われています。そういった環境が継之助を育てたのかもしれません」と中田館長。風雲児のエピソードや遺物の一つひとつが胸に迫ります。
「にいがたぐるっとミュージアム!パスポート」を提示するだけで“入館料が半額“になりました♪「これはうれしいサービスだわ♪」とニコニコのセツコママ。お得なパスポートを利用して河井継之助の歴史に触れてみませんか?
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山本五十六記念館
ミュージアム巡りの最後は、長岡市郷土史料館や河井継之助記念館で何度も話題に出た「山本五十六記念館」です!
その名の通り、連合艦隊司令長官として未曾有の大戦争の指揮を取った山本五十六の生涯をめぐる記念館です。
一際目を引くのはブーゲンビル島で撃墜された飛行機の残骸…。当時の戦闘の激しさが伝わる資料となっています。ちなみにこちらは、山本五十六らが搭乗した「海軍一式陸上攻撃機の左翼」と「山本五十六が座った座席」の実物です。
無残な姿を前に、セツコママは「今年は没後80年よね」としんみり…。やむなく戦争となっても早期講和を望んでいた山本五十六は、やはり河井継之助との共通点が多いようです。
聡明な幼少期から国際感覚を養ったアメリカ駐在時代の写真のほか、直筆の書簡や愛用の帽子、トランプなどが展示されています。家族との写真や長岡弁で書かれた手紙からは、誠意と慈愛と共に“郷土愛や優しい人間性”が感じられました。
パプアニューギニアと長岡の人々の交流には胸が熱くなります。
「継之助さんと五十六さん。どちらも素晴らしい方だったのね。今を生きる私たちが学ぶことは多いわ」とセツコママ。
ちなみに山本五十六の後半生を映画にした『連合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』で主役(山本五十六) を演じたのは役所広司さん。『峠 最後のサムライ』では河井継之助を演じています。世界的な知名度を誇る名優が“越後長岡を代表する英雄2人”を熱演したとは実に奇遇ですね!
セツコママは「今も海外では国と国との争いが絶えないわね。私たちにとって、継之助さんや五十六さんの生涯は指針になるはず。今後は五十六さんの映画も見てみるわ♪」と熱心な様子でした。
ミュージアムショップには山本五十六の名言をあしらったグッズが揃います。座右の銘「常在戦場」の扇子は、長岡土産にも喜ばれそう♪
山本五十六記念館も「にいがたぐるっとミュージアム!パスポート」提示で“入館無料”になりました!色々な場所で利用できるのでお得ですよね♪
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道の駅ながおか花火館
長岡の歴史を深く知るミュージアム巡りを堪能♪
最後に訪れたのは「道の駅ながおか花火館」!道の駅として休憩はもちろん、長岡花火の魅力や長岡地域の観光情報が満載の新たな人気観光発信スポットです♬
メイン施設の長岡花火ミュージアムは、その名の通り、日本一の長岡花火を体感できるドームシアター。大画面で花火を体感できるゲームなどが楽しめ、親子連れにも人気のミュージアムです♪
「道の駅って観光案内や休憩所のイメージが強いけど、ドームシアター鑑賞は体験したいわ~♪ 」とセツコママは輿味津々♪
家族へのお土産は、越後長岡御貢屋でしか購入できない「長岡花火どら焼き」と「長岡花火焼きドーナツ」を。長岡産コシヒカリの米粉を使ったスイーツ、きっと喜ばれると思いますよ♪
おわりに
長岡市のミュージアムを堪能したセツコママに感想を聞いてみました♪
「戊辰戦争と第二次世界大戦で被害を受け、中越地震でも大きなダメージを受けたのに、何度でも立ち上がる強さを持っている長岡市。偉人も多いし、知れば知るほど魅力的だったわ。今度は家族全員で訪れたいわ♪そうそう、トクオさんとお母さんのパスポートも買わなきゃ。子どもパスポートは無料なのもうれしいわね!」
大満足のミュージアム巡り、皆さんはどこへ行きますか?