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山本五十六やまもといそろく

写真しゃしん:山本五十六記念館きねんかん 所蔵しょぞう

Q.山本五十六ってどんな人?
A. 
山本五十六は、今からやく100年前、明治めいじから昭和しょうわ時代じだい活躍かつやくした日本海軍かいぐんのリーダーです。五十六は戦争せんそうをできるだけけたいと思っていました。また、飛行機ひこうき重要性じゅうようせいに早くから気づいていて、未来みらい見据みすえて行動こうどうできる人でした。

Q.五十六がきだった水饅頭みずまんじゅうって何?
A. 
水饅頭は、長岡名物ながおかめいぶつ、「しおあずき」というあまくない酒饅頭さかまんじゅうつめたい井戸水いどみずでふやかし、その上から砂糖さとうをかけて食べるおやつです。五十六は長岡市の出身しゅっしんで、ふるさとの水饅頭が大好物だいこうぶつだったそうです。アイスクリームがなかった時代、長岡で生まれた五十六にとってなつかしいふるさとのあじだったことでしょう。

Q.五十六は甘いものが好きだった?
A.
  五十六は、水饅頭や団子だんごなど、ふるさとの甘味かんみが大好きでした。手紙に「水饅頭が食べたいなぁ」と書くほどだったそうです。わかいころ、アメリカでらしていた経験けいけんもあり、チーズなど、当時とうじ、日本ではめずらしかった食べものにも親しんでいたそうです。

Q.五十六ならではのたのしいエピソードは?
A.  五十六は海軍兵かいぐんへい学校時代、「お汁粉大食しるこおおぐ勝負しょうぶ」をしたそうです。あついお汁粉をましてから食べる作戦さくせんち、仲間なかまから「汁粉戦術せんじゅつ」とばれたそうです。このエピソードからも、五十六の工夫くふうする力と戦略せんりゃくが分かります。

Q.五十六が尊敬そんけいされている理由は?
A. 
五十六は強いだけではなく、仲間をとても大切にしていたそうです。戦場せんじょう出発しゅっぱつする部下ぶか見送みおくり、無事ぶじに帰ってきたときも出むかえたというエピソードがのこっています。思いやりのある行動と人柄ひとがらが、今の時代にもつたえられているからです。

取材協力しゅざいきょうりょく
山本元帥景仰会 やまもとげんすいけいぎょうかいhttp://yamamoto-isoroku.com/
川西屋 長岡市神田町1-2-29

 

 

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