豚の一生

 燕市産業史料館で開催中のちょっと変わったものをテーマにした写真展に行ってきました。その写真展とは、燕市出身の写真家・渡辺一城(かずき)さんの「豚」をテーマにした写真展です。

豚 

 渡辺さんが、なぜ「豚」を取り上げたのかというと・・・
 展示の解説によると、渡辺さんは幼少の頃、祖父の経営する精肉店によく通い、豚の解体現場を見て育ってきたことがルーツとのことです。その後、写真の大学に入学し、キャンパス近くにあった養豚場で「豚」と出会い、惹き寄せられるかのように豚の撮影を開始し、10年以上撮り続けてきたとのことです。 

 写真展を見ての感想ですが・・・
 「豚」に対するイメージが変わりました!
 会場には、豚の交尾の場面や子豚、成長した豚が食肉に加工される現場など、豚の一生を表した写真が展示されていました。豚が生まれてから、食肉として出荷されるまでの期間は約6ヶ月とのことです。「豚」と聞くと、私の場合、食いしん坊であるせいか、「豚のショウガ焼き」や「カツカレー」など食べものばかり思い浮かんでいました・・・
 しかし、これらの写真を見たところ、「豚も人間と同じように生きているんだ」と感じました。食べものばかり考えてた自分が少し恥ずかしくなりました・・・

 写真展の会期は、8月31日(日)までと残りわずかです。史料館では、この他にも世界中の様々な時代のスプーンを見ることができたり、ミニスプーン作りを体験することができます。この機会にぜひ、お出かけください。 

■□■「渡辺一城 写真展 『豚』」■□■
■開催期間:~8月31日(日) ※終了しました
■開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
■観 覧 料:大人(高校生以上)300(240)円、小人(小・中学生)100(80)円
      ※( )内は20名以上の団体料金です。
■休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)
■会  場:燕市産業史料館

前の記事
一覧へ戻る
次の記事