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特集
新潟の文化を知る
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令和6年(2024)10月、佐渡無名異焼が国の伝統的工芸品に指定されました。佐渡市では初、県内では15年ぶりの指定となります。無名異焼の祖である伊藤甚兵衛は、重要無形文化財保持者(人間国宝)・五代伊藤赤水(いとうせきすい)さんの祖先。伊藤赤水の名を次の代へ譲り、今年、新たに伊藤赤儘(いとうせきじん)となった赤儘さんにお話を伺いました。
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200年余の歴史を誇る古町花柳界。年に一度、毎年9月に開かれる「ふるまち新潟をどり」で、芸妓衆が磨き上げた芸を舞台で見ることができます。この至高の芸を支え、芸妓たちの心の支えとなっているのが、市山流7代目宗家・市山七十郎(いちやまなそろう)さん。「お師匠さん」と古町芸妓衆の誰もが敬い、家族以上に大切にしている存在です。その市山さんに、市山流と古町花柳界、そして古町芸妓について伺いました。
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新潟県有数の温泉地として知られる赤倉温泉。ここは大正時代、避暑地として財界人や文化人、皇族の別荘もあった高級別荘地でした。またスキーリゾートの先駆けとして、日本で初めてスキー場にナイター照明が設置されたところでもあります。多くの人を魅了した、大正時代の避暑地、赤倉温泉を紹介します。
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「佐渡島の金山」で世界文化遺産に登録された佐渡。金山だけでなく、佐渡の豊かな自然や歴史や伝統文化は、昔から海外の人たちから注目されてきました。今回は佐渡に魅了され、移住した海外の方たちに、改めて「佐渡の魅力」について伺いました。
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天領だった佐渡は、その昔、「島内で全てのものが作れる」といわれたほど、工芸や手仕事の宝庫です。中でも無名異焼(むみょういやき)は、佐渡を代表する工芸のひとつ。美術工芸品として名高い一方で、昔から佐渡の人たちの暮らしの中で愛されてきました。そんな昔の無名異焼を愛する佐渡の人たちに会いに行ってきました。
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日本で一番、神社の数が多い新潟県。中でも佐渡は神社にまつわる伝説や逸話も多く、能舞台のある神社が多いことでも有名です。今回は、佐渡の神社にまつわる伝説からお祭りまでをご紹介します。
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新潟の日本酒文化を盛り上げ、消費者と蔵元をつなぐ一大イベントとなった「にいがた酒の陣」を特集します。
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「日本酒の銘醸地=新潟」を目指す日本酒学センターを訪れ、最新の日本酒研究についてお話を伺いました。
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新潟県には、『日本書紀』の石油献上の記述を基にした祭りや石油掘削時に湧いた温泉などがあり、現在も石油との関わりを身近に感じられます。
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飛鳥時代、時の天皇に献上された新潟の石油。そこから日本一の産油県となるまでの新潟県の石油開発の歴史を辿ります。
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新潟の庭園文化や庭園の鑑賞法、特徴的な庭園について、前編に引き続きお話をお伺いしました。
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「にいがた庭園街道」をはじめ、伝統的な日本の美が現在も残る新潟。そんな県内の庭園をはじめ、日本全国の庭園の作庭・修復を担った新潟県柏崎市出身の庭師・田中泰阿弥(たなかたいあみ)。彼の生涯と、現在も県内に残る庭園をご紹介します。