「興福寺の寺宝と畠中光享展」に行ってきました!

10月15日(日)まで、「興福寺の寺宝と畠中光享展」が、新潟市新津美術館で開催されています。

企画展看板                                                                                                                      法相宗大本山興福寺は、創建1300年を経た奈良の名刹であり、鹿で有名な奈良公園内にある寺院です。興福寺は長い歴史の中で幾多の戦乱を経験してきましたが、その歴史の中で数多くの仏像等を受け継いできており、その中には国宝を初めとする貴重な文化財が多くあります。

   また、興福寺では、長い歴史の中で失われた創建時の伽藍の復興に取り組んでおり、来年秋には、伽藍の中核である「中金堂」が300年ぶりに再建される予定です。再建される中金堂の柱には、法相宗の著名な僧(祖師)を描いた絵(柱絵)が描かれることになっており、その柱絵の制作は、仏教に造詣が深い日本画家・畠中光享氏が担いました。

阿修羅像

 本展では、興福寺1300年の歴史の中で受け継がれてきた、仏像や仏画などの「寺宝」(国宝もあります!)の他に畠中光享氏のこれまでの作品(仏教関係の作品が中心)が展示されています。先日、同館へ訪問した際には、興福寺の僧侶が来館されており、展示品等について、丁寧に説明されていました。右写真は、【阿修羅像(興福寺蔵:(国宝)】

  現在、奈良県では11月末まで「国民文化祭なら2017/全国障害者芸術・文化祭なら大会」が開催されています。興福寺の僧侶の方も「是非、奈良へお越しください」と言われていましたので、まずは、本展覧会に行っていただき、奈良の仏教文化を感じ取られてはいかがでしょうか?

□■□「興福寺の寺宝と畠中光享展」□■□

■日   時:~平成29年10月15日(日)                                  ■会   場:新潟市新津美術館 新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1                            ■開館時間:10:00~17:00(ただし観覧券の販売は16:30まで)                 ■休 館 日:10月10日(火)                                          ■料   金:一般1000円(800円)、大学生・高校生700円(500円)、中学生以下無料 *( )内は団体(20名以上)                                                 ■問合せ先:新潟市新津美術館(電話0250-25-1300)

 ※詳しくはこちらのホームページをご覧ください

  → http://www.city.niigata.lg.jp/nam/

 

 

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