新潟県立歴史博物館 冬季テーマ展示「越後の木綿 いま むかし」

開催日
2024年1月13日(土)~2024年2月25日(日)
会場
新潟県長岡市関原町1ー2247-2

イベント詳細

暖かく加工しやすい木綿は、江戸時代以降、布団や綿入れ・仕事着に広く用いられ、各地で特徴のある衣生活が生み出されました。また、江戸時代後期以降、自家用だけでなく、各地に綿織物の産地が形成され、東北地方や北海道にも販路が広げられていきました。
本展示では、綿織物の見本帳や仕事着など、県内各地の資料館や博物館が所蔵する資料から、木綿と越後の人びととのかかわりを紹介します。また、近年、越後の綿織物の再評価に取り組む人々の活動を紹介します。

◆ 会 期  2024年1月13日(土)〜2月25日(日)
◆ 時 間  9:30~17:00(券売は16:30まで)
◆ 場 所  新潟県立歴史博物館 企画展示室(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
◆ 休館日  月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
◆ 観覧料  常設展観覧料でご覧いただけます。
一般520円(410円)、高校・大学生200円(160円)、中学生以下無料
※(  )は20名様以上の団体料金

【関連イベント】 聴講無料 ※要事前申込み
〇関連講座「木綿のカタチ・ワザ・地コトバ ~越後・佐渡の仕事着を読み解く~」
越後・佐渡では、木綿布が仕事着に用いられる中、関連する独自の技術や衣生活が地域ごとに異なって生み出されてきました。ここでは、具体的な資料や事例を通して解説します。
日時:2月3日(土)13:30~15:00
講師:陳 玲(当館研究員)
会場:当館研修室(定員50名)

〇トークセッション「再考・越後の綿織物」
地域の資料館・博物館には、越後の綿織物の見本帳などが保管されていますが、これまでは地域ごとに検討されるのみで、越後全体の中で位置づけられることはありませんでした。本展の準備をきっかけとして、各館の学芸員が互いの資料や情報について共有し、研究を進めてきました。このトークセッションでは、研究の課題を整理し、特に原料の入手、流通、衣生活などをテーマに、越後の綿織物を捉え直したいと思います。
日時:2月24日(土)13:30~15:00
会場:当館講堂(定員150名)
●コーディネーター
陳 玲(当館専門研究員)
三国 信一(当館研究員)
●パネラー
藍野 かおり 氏(新潟市歴史博物館 学芸員)
加藤 穂乃佳 氏(長岡市立科学博物館 学芸員)
田中 真理 氏(見附市まちづくり課 文化係 学芸員)
伊藤 秀和 氏(加茂市教育委員会 社会教育課 課長補佐)
●コメンテーター
三井田 忠明 氏(新潟県民具学会 会長)

【体験プログラム】
「さき織でコースター作りに挑戦」  1月21日(日)、28日(日)、2月4日(日)
「亀田縞くるみボタンを作ろう!」  2月11日(日)、18日(日)、25日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了15:00)
会場:当館常設展示室内体験コーナー
体験無料(ただし常設展観覧券が必要)、申込み不要

〔講座・トークセッションお申し込み先、お問い合わせ先〕
新潟県立歴史博物館 経営企画課 交流普及担当
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 メール:koryu@nbz.or.jp

お問い合わせ先

新潟県立歴史博物館
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136

会場アクセスマップ

投稿者: 県立歴史博物館
掲載日時: 2023年12月11日 16:38

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