新潟県立近代美術館◎企画展「日本が見たドニ|ドニの見た日本」

開催日
2024年8月27日(火)~2024年10月20日(日)
会場
新潟県長岡市千秋3丁目278-14

イベント詳細

モーリス・ドニ(1870-1943)は19世紀末フランスで、次世代への橋渡しとして、かけがえのない役割を担った前衛グループ「ナビ派」(ヘブライ語で「預言者」の意)の中心人物でした。セリュジエやボナール、ランソンらとともに、絵画の枠を超え、建築、演劇、文学、音楽などと結びつくような創作活動を実践しました。優れた批評家でもあり、造形と文筆の両輪で近代西洋美術史に足跡を残しました。
ドニやナビ派の影響は遠く日本にも及びました。「ナビ派の学校」であるアカデミー・ランソンで、直接教えを受けた日本人画学生も少なくありません。
本展ではドニの生涯を国内の名品を通して展観します。そして、それぞれの時期に彼と日本の美術がどのように関わってきたのか、黒田清輝が目にしたであろう初期作品から、ドニに学んだ留学生たちの作品、早くから来日して日本で展示された作品を振り返ることで辿ります。
出会いから幸福であったモーリス・ドニと日本の近代洋画の関係をご覧ください。

主催  新潟県立近代美術館
共催  新潟日報社
協力  新潟県立美術館友の会
後援  新潟県教育委員会、長岡市、長岡市教育委員会、FM新潟77.7、FMながおか80.7、
新潟・フランス協会

会期中のイベント
■講演会「憧憬からから現実へ ―日本人とモーリス・ドニ」
日時:2024年8月31日(土)14:00~15:30 当館講堂にて/定員165名/申込不要/参加無料
講師:佐々木奈美子(久留米市美術館学芸課長)

■美術鑑賞講座「モーリス・ドニの日本のイメージ —魂の故郷へ」
日時:2024年9月28日(土)14:00~15:30 当館講堂にて/定員165名/申込不要/参加無料
講師:平石昌子(当館専門学芸員)

■映画鑑賞会「カラミティ」(2020年、レミ・シャイエ監督、フランス・デンマーク映画、82分)
ナビ派の色彩を受け継いだ映像美と心躍る物語で綴るフランス・アニメーションの傑作。
日時:2024年9月22日(日・祝)14:00~ 当館講堂にて/定員165名/申込不要/参加無料

お問い合わせ先

新潟県立近代美術館 TEL:0258-28-4111

会場アクセスマップ

投稿者: 新潟県立近代美術館
掲載日時: 2024年7月16日 10:01

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