歌麿展に行ってきました!

歌麿

 みなさんは浮世絵と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?私は、高校の時の日本史の資料集に載っていた歌川広重の「東海道五十三次」などの作品を思い浮かべます。 

 その浮世絵をテーマとした県立歴史博物館の企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」に行ってきました!
 タイトルに出てくる歌麿こと、喜多川歌麿といえば、半世紀以上所在不明だった大作「深川の雪」が今年の春、66年ぶりに一般公開されたというニュースがありました。
 喜多川歌麿は、今最も熱い浮世絵師です! 

 今回の展覧会では、歌麿やその弟子たち、東洲斎写楽などの絵師たちが描いた浮世絵や肉筆画が多く展示されていました。
 今まで、浮世絵は誰の作品でも同じようにしか見えていなかったのですが、今回ひとつひとつじっくりと見たところ、例えば歌麿の作品とその弟子の作品を見比べると、師匠と弟子なので作風は似ているのですが、受ける印象がなんとなく違うので、やはり別の人が描いてるのだなあと思いました。(うまく表現できませんが・・・)
 また、会場には、浮世絵に描かれた当時の生活道具も展示されており、江戸時代の鏡や当時のハブラシや歯磨き粉などもありました。 

 展示の最後には、JAM日本アニメ・マンガ専門学校の学生が、浮世絵を現代風にアレンジした絵が飾られていました。私のお気に入りは、喜多川歌麿の「手紙を書く花魁」を現代風にアレンジした絵です。なんと花魁が手紙ではなく、ス○ホを手に持っていました。

 今回、企画展の会場では、歌麿展のクイズラリーも行われていました。全問正解すると、景品として、JAM日本アニメ・マンガ専門学校の学生が描いた絵の記念シールがもらえます!私も参加して、もらってきました。

景品

  ミュージアムショップでは浮世絵に関する本やグッズなどが多く売られていました。図録を買った私も立ち読みで長居してしまいました・・・

 歴史に興味をもっている方はもちろん、アニメやマンガが好きな方も楽しめる企画展になっています。まだ見に行ってない方は、ぜひご覧ください。 

■□■「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」■□■
■開催期間:~9月7日(日) ※終了しました
■開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
■観 覧 料:一般720(570)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
      ※( )内は20名以上の団体料金です。
■休 館 日:毎週月曜日
■会場:新潟県立歴史博物館

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