まつだい「農舞台」に行ってきました☆
「ビエンナーレ」と「トリエンナーレ」。
何回か聞いたことがある言葉ですが、その意味は知りませんでした。最近、ふと
twitterを見たら、その意味が書いてありました。
「ビエンナーレ」は2年に1回、「トリエンナーレ」は3年に1回開かれる美術展覧会のことを指すそうです。
「トリエンナーレ」と聞いて、私がイメージするのは越後妻有地域(十日町市・津南町)で3年に1回開催される「大地の芸術祭」です。来年は第6回目(2015年7月26日~9月13日)が開催される年です。開催に向けて、現地では現在、国内外から参加作家が視察に来ているとのことです。
「大地の芸術祭」はよく耳にしていたのですが、実はまだ見に行ったことはありませんでした。芸術祭の時期以外でも、見れるアート作品もあると聞き、ドライブがてら、十日町市松代にあるまつだい「農舞台」に行ってきましたので、その感想をお伝えします。
まつだい「農舞台」にはギャラリーのほか、常設のアート作品、レストラン、ミュージアムショップが併設されています。
すぐ横には、草間彌生さんの水玉模様が特徴的な「花咲ける妻有」がありました。(1枚目の画像も施設のすぐ近くにあったイリヤ&エミリア・カバコフ氏が制作した「棚田」という作品です)このほかにも付近の里山には約30の野外アート作品が設置されているそうです。
「農舞台」の中に入ると、企画展「田中みずき 銭湯ペンキ絵展」が開催されていました。(※現在は終了しています)田中みずきさんがどういう方なのかというと・・・
大学の卒業論文で銭湯のペンキ絵を調べたことをきっかけに、ペンキ絵を制作する絵師に弟子入りし、9年の修行を経て、昨年から各地でペンキ絵の制作を行っている方です。
銭湯のペンキ絵と聞くと、浴室の壁に富士山と水辺の風景をイメージする人が多いと思います。
実は、専門に描く職人は2014年7月段階では3人しかいないそうです。また、ペンキ絵が見られる銭湯も現在では、神奈川や東京など関東地方がほとんどなんだそうです。(展示の解説より)
展示室には、定番の「富士山」や松代の名所を描いたペンキ絵のほか、中に入って撮影可能な浴槽もありました。私は中に入りませんでしたが・・・
さらに、隣の部屋は、なんと壁・机・床などが黒板と同じ素材でできた教室でした。
チョークが置いてあり、どこにでも自由に書けるようになっていました。
今回色々な「現代アート」作品を見てきたのですが、想像以上におもしろかったです。今度は、芸術祭が開催されている来年の夏に見に行きたいと思います。
■□■まつだい雪国農耕文化村センター(まつだい「農舞台」)■□■
■所 在 地:十日町市松代3743-1
■開館時間:10時~17時
■休 館 日:水曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
■料 金:一般500円、小中学生300円