新潟市美術館で開催中の「広重ビビッド展」に行ってきました☆
新潟市美術館で開催中の「広重ビビッド」展へ行ってきました。今回の展覧会では、「東海道五十三次」で有名な江戸時代後期の浮世絵師 歌川広重の作品である「六十余州名所図会」と「名所江戸百景」を中心に日本化薬株式会社会長を務めた原安三郎氏(1884-1982)が集めたコレクションが展示されています。
「六十余州名所図会」は全国各地の名所を描いたもので、新潟県(越後・佐渡)内でも「親不知」と「佐渡金山」を描いた作品を見ることができ、その当時の姿を伺い知ることができます。また、「名所江戸百景」は、当時の江戸の風物を知ることのできる作品です。
特に「亀戸梅屋舗」や「水道橋駿河台」という作品は、画面の中央にそれぞれ梅の木や鯉のぼりをクローズアップした大胆な構図をとっており、とても印象に残りました。広重などの浮世絵版画は、当時のヨーロッパの印象派の画家(モネやゴッホなど)にも大きな影響を与えたと言われています。(ゴッホは広重の作品を実際に模写しています。)今回の展覧会は、歌川広重以外にも葛飾北斎や歌川国芳の作品も展示されており、貴重な作品を鑑賞できる絶好の機会です。
展覧会は5月21日(日)まで開催されています。この機会にぜひご覧下さい(^^)!
★☆★☆★ 広重ビビッド展-広重・北斎・国芳・至高の初摺(しょずり) ★☆★☆
■会期:~2017年5月21日(日) ■会場:新潟市美術館
■開館時間:9時30分~18時 ※観覧券の販売は17時30分まで
■休館日:毎週月曜日(5月1日(月)は開館)
■入場料:一般1,000(800)円、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金。
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方及び一部の介助者は無料です。受付でご提示ください。
■お問合せ:同館 025-223-1622
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