感動!「第9回新潟出版文化賞表彰式&記念フォーラム」
12月13日(日)に、新潟文化祭2015「第9回新潟出版文化賞表彰式&記念フォーラム」を朱鷺メッセで開催しました。
「新潟出版文化賞」は、県民の皆様が自費で出版した図書を募集し、優れた作品を表彰する全国でも珍しい文学賞で、今年で第9回目の開催となりました。
大賞に新発田市の宮野泰さんの「タムガ村600日 キルギス抑留の記録」、選考委員特別賞(新井満賞)に瀬谷佑介さんの「土と空の真ん中で」が選ばれ、宮野さんはじめ、受賞者の方々に賞状が贈られました。
記念フォーラムでは、自費出版に至るエピソードを著者及びゆかりの方々からお話いただき、「我こそは次回応募してみる!」と思われた方もおられたようです。
受賞者の皆さんは、あふれる想いで労作を創造されたこともあり、お話は尽きませんでした。
みなさんも、書店や図書館で見かけたら、ぜひ手にとってみてください(^▽^)
フォーラムの終盤では、選考委員長を務めた作家の新井満さんによるミニライブが行われました!
新井さんが「千の風になって」を歌われる場面では、新井さんから、「どうぞ皆さん(来場者)の大切だった人を思い出して、この歌を聞いてください。」とのメッセージがあり、その後の歌唱では、涙ぐむ方もおられました。
さらに、良寛と貞心尼(ていしんに)の和歌を元に新井さんが作曲された「秋萩の花咲く頃」は、ムードに溢れ、聴衆の皆さんに恋慕の情を想い起こさせてくれました。
さて、2年後の「第10回新潟出版文化賞」には、どんな労作が寄せられるか、今から楽しみですo(^-^)o
☆リンク:第9回新潟出版文化賞受賞作品書評
大賞の「タムガ村600日」と選考委員特別賞の「土と空の真ん中で」