「ピカソ 版画をめぐる冒険」展に行ってきました!

 

    現在、新潟市中央区の新潟市美術館で開催されている「ピカソ 版画をめぐる冒険」展に行ってきました。 
    フランス国立図書館の版画コレクションの中からパブロ・ピカソ(1881~1973)が91年の生涯で制作した2,000点近くの版画作品の中から約100点を展示しています。

 

 

 

    ピカソというと、一見、何を描いているかよく分からない作品が多いという印象がありますが、初期の作品は、写実的な人物画なども多くあります。版画作品においては、ギリシア・ローマ神話や過去の巨匠たちの作品を題材に、単なる模写ではなく、自らの解釈を加えて再構成した作品を数多く制作しました。

   今回の展覧会では、レンブラント、ゴヤなどの作品とピカソの版画作品を並べて紹介しており、ピカソが過去の巨匠の作品をどのように解釈して、作品を制作したかを見比べることができる点が大変興味深く感じました。

 その他にも肖像、静物、裸体、動物など、様々な題材で制作した作品を通じて、ピカソの版画制作の軌跡を辿ることができます。

 今回は、「ギターとオレンジの果物鉢(油彩)」などの新潟市美術館が所蔵しているピカソ作品も併せて展示されています。展覧会は12月16日(日)まで開催されています。ぜひお出かけください(^^)!

 

★☆★☆★「ピカソ 版画をめぐる冒険」展★☆★☆★
■会  期:~2018年12月16日(日)
■会  場:新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9)
■開館時間:9:30~18:00(観覧券販売は17:30まで)
■観 覧 料: 一般1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料

○新潟市美術館  http://www.ncam.jp

 

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