上杉謙信
Q. 上杉謙信はどんな人物だったの?
A. 上杉謙信は今の新潟県にあたる越後国の戦国大名でした。戦いが絶えなかった越後を統一して繁栄に導きました。
戦上手で、生涯を通してほとんど負けたことがないことから、「軍神」と呼ばれて尊敬されています。軍神・毘沙門天が守り助けてくれていることを信じ、自ら「生まれ変わり」と言っていたそうです。
Q.上杉謙信のいたお城は?
A.上越市にある春日山城です。自然の地形をたくみに利用し、堀や土塁で固く守られた城は、難攻不落の天下の名城といわれ、日本百名城のひとつとなっています。
Q. 上杉謙信はどんな戦いをしたの?
A. 上杉謙信は亡くなるまでに70回以上出陣したといわれていて、そのほとんどの戦いで勝利をおさめています。
まわりの武将からもその強さを認められていて、武田信玄が信濃国(現在の長野県)に攻めこむと、信濃国の武将たちは、上杉謙信を頼っていました。
天下統一を目指していた織田信長も上杉謙信が生きているあいだは、同盟を結び、戦うことを避けていたほどです。
Q. 上杉謙信のライバルは誰?
A. 上杉謙信のライバルといえば、武田信玄が有名です。武田信玄は甲斐国(現在の山梨県)を治めた武将で、12年あまり続いた川中島の戦いでは5回戦ったものの、明らかな決着がつかなかったと言われています。