越後の言葉
Q.方言って何?
A.標準語と違った地方特有の言い方や言葉を「方言」といいます。
Q. 新潟県の方言にはどんな特徴があるの?
A. 新潟県は広く、南北に長く、佐渡島や粟島もあるため、県内全域で使われている方言もあれば、その地域だけで使われている方言もあります。同じ新潟県出身者でも、地域によっては通じない言葉もあります。
Q. どんな方言があるの?
A. 新潟県の方言にはこんな方言があります。
| 方言 | 意味 |
|---|---|
| なじらね | 調子はどうですか |
| 腹くちぇ | お腹いっぱい |
| おもしょい、おもっしぇ | おもしろい |
| おらうち、おらとこ | 我が家 |
| ごっつぉ | ごちそう |
| さんざ | たくさん |
| しょうしぃ | 恥ずかしい |
| じょんのび | ゆったり、のんびり |
| たまげる | びっくりする |
| なじょも | どうぞ |
| なまら | 格別に、想像以上に |
| のめしこき | なまけもの |
| びちゃる、べちゃる、ぶちゃる | 捨てる |
Q. どうやって新潟県の方言は生まれたの?
A. 江戸時代になると、越後国や佐渡国(現在の新潟県)には、全国各地の大名が集まってきました。それぞれの大名が持ち込んだお国言葉が、新潟県各地の言葉にも影響を与えました。
また、県内各地の港に全国各地から人が集まったことで、いろいろな地域の言葉が自然と入り込み、新潟特有の言葉が生まれたのです。