白根大凧合戦 ~川を挟んでどう戦うの?~
Q.白根大凧合戦ってなに?
A.新潟市南区で毎年6月上旬に開催される、300年以上の歴史を誇る勇壮な伝統行事です。川幅約80メートルの中之口川を挟み、東軍と西軍に分かれて凧をぶつけ合います。平成26年(2014)に新潟市民文化遺産に認定され、平成27年(2015)には新潟県無形民俗文化財にも指定されるなど、新潟県を代表するイベントです。

Q.どうして凧をぶつけ合うようになったの?
A.おとなり同士の「ケンカ」がきっかけです。今から300年以上も前の江戸時代中頃、中之口川の堤防改修工事が完了したお祝いに、白根側の人が凧を揚げたところ、対岸の西白根側に凧が落ちて田畑を荒らしてしまいました。怒った西白根の人が対抗して、凧を白根側にたたきつけたのが、合戦のはじまりと伝えられています。

Q.川を挟んでどう戦うの?
A.大凧を空中で絡ませてから、地上での綱引きで決着をつけます。東軍(白根側)と西軍(西白根側)が川の両岸から大凧を揚げて、空中でわざと糸を絡ませます。絡み合った2つの大凧が川の中に落ち、両チームが引っ張り合い、相手の綱を切った方が勝ちになります。相手の綱を切るために、堤防の下まで行列を作って全力で綱を引く姿は力強く、とても迫力がありますよ。

Q.大凧の大きさはどれくらい?
A.縦7メートル、横5メートル、重さは約50キロもあります。畳にすると約24枚分で、縦の長さは2階建ての家と同じくらいの高さです!とても大きく重いので、何十人もの人が力を合わせて引っ張ります。

Q.大凧はどうやって作るの?
A.約半年もの時間をかけてすべて手作業で作っています。材料は軽くて強い「竹」と、破れにくい「和紙」、頑丈な「麻のロープ」です。激しくぶつかり合っても壊れないように、たくさんの工夫と職人の技が詰まっています。各組ごとに違う、色鮮やかな絵柄も魅力のひとつです。

Q.大凧が見てみたい!お祭り以外で見られる?
A.「しろね大凧と歴史の館」では、いつでも本物の大凧を見ることができます。館内には世界中の珍しい凧が約500点も展示されています。自分でミニ凧を作って揚げる体験や、3D映像で合戦の迫力を体感できるスクリーンもありますよ。


過去に新潟県内のテレビ局で「白根大凧合戦」が紹介された時の動画が
YouTubeに公開されているので許可を得て引用します。
参考:テレビ新潟「夕方ワイド新潟一番」令和6年(2024)6月6日放送より
【令和8年(2026)「白根大凧合戦」開催情報】
| 開催期間 | 令和8年(2026)6月4日(木)~8日(月) |
| 開催時間 | 13時~ |
| 住所 | 新潟県新潟市南区白根・西白根(中ノ口川堤防凧合戦会場) |
| 関連サイト | 新潟市南区観光協会ホームページ しろね大凧と歴史の館ホームページ |
写真提供:新潟市南区、しろね大凧と歴史の館