お米のひみつ大調査~「コシヒカリ」と「新之助」ってどう違うの?~
Q.なぜお米にはいろいろな種類(品種)があるの?
A.さまざまな気候や土地に合わせて、おいしいお米をたくさん作るためです。
お米を育てる場所によって、気温が高かったり、雨や風が強かったりと気象条件は異なります。そのため、「暑さに強い品種」や「強い風が吹いても倒れにくい品種」など、育てる地域の気候風土に合わせたオリジナル品種の研究が行われてきました。いつでも安定しておいしいお米を届けられるように、多くの品種が生まれています。

Q.なぜお米に「コシヒカリ」のような名前があるの?
A.開発されたときに付く「数字の名前」を、分かりやすく覚えるためのニックネームです。
新しいお米が開発されたとき、最初は「水稲農林100号」や「新潟75号」といった開発番号で呼ばれます。しかし、これでは農家の人もお米を買う私たちも覚えづらいため、「コシヒカリ」や「新之助」のような名前が付けられています。有名な「コシヒカリ」も、もともとは「越南17号」という開発番号でした。


Q.「コシヒカリ」という名前にはどんな意味があるの?
A.新潟県を含む北陸地方は、大昔に「越の国」と呼ばれていました。
コシヒカリの「コシ」はこの「越の国」を意味し、「ヒカリ」は「光」のことを指しています。
「越の国に光り輝く品種になってほしい」という期待と願いを込め、「コシヒカリ」と名付けられました。

Q.「新之助」という名前にはどんな意味があるの?
A.「新之助」という名前は、新潟県が一般公募を行い、専門家の意見を参考にして決定しました。誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代日本男児をイメージした名前です。品質への大きな自信や、ブランドの意思の強さが表現されています。

Q.「コシヒカリ」「新之助」はどう違うの?
A.収穫される時期や粒の大きさ、相性の良い料理に違いがあります。
新潟を代表する「コシヒカリ」は9月中旬に収穫されます。適度な粘りがあり、やわらかく、香りと強い甘みがあるため、ご飯そのものの旨味を存分に楽しめるのが特徴です。お米本来の味がしっかりしているため、焼き魚やお刺身など、シンプルな魚料理と合わせるのがおすすめです。
一方、平成29年(2017)にデビューした「新之助」は、地球温暖化に備えて開発された9月下旬収穫のお米です。コシヒカリと比べて粒が大きくて光沢があり、しっかりとした粘りと弾力があります。豊潤な甘みとコクがあり、冷めても硬くなりにくくおいしさが長持ちします。粒感がしっかりしているため、カレーやピラフ、唐揚げなど、味の濃い料理と合わせてもお米の存在感が負けません。

Q.新種の「なつひめ」はどんなお米なの?
A.令和8年(2026)に登場した「なつひめ」は、近年の猛暑に対応するために開発された新しいお米です。夏の暑さに強く、通常のお米よりも早い8月中に収穫して食べることができます。シンボルマークには、輝く太陽とお姫様の宝冠が描かれており、夏の暑さの中でも凛として育つ特徴を表しています。粒は大きめで、一粒一粒がしっかりとした食べごたえと、噛むほどに口に広がる甘みが特徴です。存在感が強いので、お米そのものの味を楽しめる卵かけご飯はもちろん、脂ののった魚や、肉じゃがなどの甘辛い味付けけ、ジューシーな肉料理とも相性が抜群です。

過去に新潟県内のテレビ局で紹介されたお米のニュース動画が
YouTubeに公開されているので許可を得て引用します。
参考:テレビ新潟「夕方ワイド新潟一番」令和8年(2026)4月7日放送より
参考:テレビ新潟「夕方ワイド新潟一番」令和8年(2026)8月24日放送より
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写真提供:全国農業協同組合連合会 新潟県本部、新潟米図鑑~新潟の銘柄米ガイドブック~