新潟市美術館で開催中の「東郷青児展」に行ってきました!
現在、新潟市美術館で開催されている「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館収蔵 東郷青児展」に行ってきました。
東郷青児(1897-1978)は、キュビスムや未来派を取り入れ、独特のデフォルメを施したおしゃれな女性像で大正、昭和に一世を風靡し、戦後は二科展の宣伝に努めるなど画壇の復興に尽力しました。
本展では、「青児美人」と云われる美人画を中心に東郷の約80作品のほか、パブロ・ピカソ、有島生馬や中川紀元ら東郷と交流のあった作家の作品も展示されています。
また、絵画制作と並行して取り組んだ、書籍の装幀や企業パンフレット、洋菓子店の包装紙などの「デザインの仕事」やエッセイや短編小説などの「言葉の仕事」も併せて紹介されており、東郷芸術の多才な面を見ることができます。
「大衆に愛されるわかりやすい芸術」を目標に掲げていた東郷の作品は、どこかで見たような懐かしい感じがあります。東郷のスケッチなどは漫画のようで、おそらく多くの漫画家が影響を受けているため、そのような既視感を覚えるのではないかと思いました。
展覧会は3月24日(日)まで開催されています。ぜひお出かけください(^^)!
★☆★☆★ 「東郷青児展」 ★☆★☆★
■会 期:~2019年03月24日(日)
■会 場:新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9)
■開館時間:9:30~18:00(観覧券販売は17:30まで)
■観 覧 料:一般700円、大学生・高校生500円、中学生以下無料