能楽(薪能)

佐渡は「鶯や十戸の村の能舞台」と詠まれたように、昔から能の盛んな土地。能の大成者・世阿弥が佐渡に配流されたことと、能楽師出身の佐渡初代奉行大久保長安が能楽を奨励したことが大きく影響している。初めは奉行所の役人達の教養としての能だったが、本間家が宝生座を開き、島内各地に門下生を得るようになると、次第に庶民へも広がっていった。佐渡には現在30以上もの能舞台があり、そのほとんどが神社に付属したものであることからも、能が神事芸能として発展してきたことが窺える。島内各地の神社祭礼として今でも薪能が奉納される。特に6月は薪能月間として5ヶ所で開催。両津・椎崎諏訪神社の薪能は、8月を除く5~10月の第1土曜。

出典:
『佐渡百選』
提供元:佐渡市観光課
および佐渡観光協会

画像提供元:
佐渡観光協会

所在地

佐渡市

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投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月18日 16:10

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