これまでもブログで紹介してきた「新潟ミュージアム回廊」。

　今回は、７館目の巻菱湖記念時代館に行ってきました。

　巻菱湖記念時代館は、新潟市東区河渡の「株式会社　養玲社」の２階にありました。

　館名にも入っている「巻菱湖（まき　りょうこ）」。
　これまでも耳にしたことはある名前でしたが、どういう人物なのかよく分かりませんでした。

　時代館の解説によると、巻菱湖は江戸時代後期に活躍した書家で、「幕末の三筆」のひとりであったとのことです。
　越後国巻（現在の新潟市西蒲区）に生まれ、「菱湖流」と呼ばれた書風は、幕末から明治にかけての書道界に大きな影響を与え、明治時代には小学校の書道手本として採用されたそうです。

　展示室には、巻菱湖の書のほか、空海など他の時代の人物の書も展示されていました。展示ケースに入っていない作品もあったので、じっくりと間近で見ることができました。

　今回時代館を訪れたことで、巻菱湖がどういう人物なのかよく知ることができました。

■□■巻菱湖記念時代館■□■
■開館期間：平日9時～17時、日曜・祝日10時～17時
■休 館 日：毎月29日～31日、お盆（8/10頃～17頃）、
 　　　　　年末年始（12/25頃～1/15頃）
　　　　 　※この他に臨時休館あり。
■所 在 地：新潟市東区河渡庚296-33　（株）養玲社内
■入 館 料：一般500円、中学生300円、小学生以下無料
■お問合せ：巻菱湖記念時代館　025-271-9567

★詳細は、こちらをご覧ください。↓
http://www.maki-ryouko.jp/index.html