「インポッシブル・アーキテクチャー展」に行ってきました!
現在、新潟市美術館で開催されている「インポッシブル・アーキテクチャー(もう一つの建築史)展」に行ってきました。
建築の歴史には、完成に至らなかったけれど斬新なアイデアや独創的な設計というものが数多く存在しています。この展示会では約40人の美術家や建築家の設計図や設計資料・模型などの作品を展示しています。
展示室の前半では1900年代前半の作品が展示されてれおり、川喜多煉七郎(かわきだれんしちろう)氏の「ウクライナ劇場(1930年)」や「霊楽堂(1924年、1926年)」は吸い込まれてしまうようなアイデア満載の作品でした。また菊竹清訓氏による国立京都国際会館(1963年)の作品では模型の配置図のほか木とアクリルを使った模型が展示されており、実際の建築イメージも見ることが出来ました。
後半では新国立競技場の建設において、残念ながら採用にはならなかったザハ・ハディド氏のデザインした案の構造図、実施設計書などの書類に加え、全体模型や風洞実験用の模型、建築パーツが展示されているとともにイメージビデオも流されており、創造を膨らませることもできます。
展覧会は7月15日(月・祝)まで開催されています。ぜひお出かけください!
★☆★ 「インポッシブル・アーキテクチャー(もう一つの建築史)展」 ★☆★
■会 期:~2019年07月15日(月・祝)
■会 場:新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9)
■開館時間:9:30~18:00(観覧券販売は17:30まで)
■観 覧 料:一般1000円、大学生・高校生800円、中学生以下無料
○新潟市美術館 http://www.ncam.jp/