「鈴木力展」に行ってきました!

 現在、雪梁舎美術館で開催中の「鈴木力展」に行ってきました。
 1937年新潟県弥彦村に生まれた鈴木力氏は、一陽会を中心に活躍したテンペラ画家です。

「テンペラ」は、ラテン語の「temperare」を語源とするイタリア語の「tempera」で「混ぜ合わせる」という意味があります。卵など乳化作用を持つ物質を固着材として利用する絵具、絵画技法を言います。鈴木氏は、1970年、33歳のときに東京で見た「ウイーン幻想派展」でテンペラ画と出合い強烈な衝撃を受けます。以降、独学で試行錯誤を繰り返し、独自の技法を開拓していきます。 
 本展では、1988年制作の「聖者の街(ASSISI)」から2018年制作の「舟をつくる人」までの中から約20点が展示されています。スケールの大きな絵画世界を楽しむことができます。

           

 展覧会は11月15日(日)まで開催されています。
 ※「鈴木力展」は、「新潟県文化祭2020」の参加協賛事業です。  
 新潟県文化祭2020公式サイトはこちらから

☆★☆★ 「鈴木力展」 ☆★☆★
■会  期:~2020年11月15日(日)
■会  場:雪梁舎美術館(新潟市西区山田451)
■開館時間:9:30~17:00
■入館料:一般 500円、団体(10名以上)400円/中学生以下無料
〇雪梁舎美術館 https://www.komeri.bit.or.jp/setsuryosha/

前の記事
一覧へ戻る
次の記事