新潟出版文化賞表彰式&記念フォーラムが開催されました!
県内在住者等が執筆した自費出版図書の中から優秀作品を表彰する「新潟出版文化賞」の表彰式&記念フォーラム(県主催)が12月3日(日)、新潟市の朱鷺メッセで開催されました。 今回で10回目を数える本賞は、文芸部門62作品、記録誌部門61作品、合計123作品の応募があり、その中から大賞をはじめ14作品が受賞作品として選ばれました。
表彰式では、受賞者に表賞状と副賞が渡された後、新井満選考委員長による講評があり、「本賞が10回も継続できたことについて、県民の皆さんはこの賞の存在を誇りに思ってよいと思う。」との話しがありました。その後の「記念フォーラム」では、選考委員が進行役となり、受賞者から受賞の喜びと、自費出版へと駆り立てた、著者の想いなどに焦点を当ててお話を伺いました。
最後の新井満氏による「講演、朗読と歌唱のひととき」では、「やまとしうるはし-第32回国民文化祭・なら2017のイメージソングを作る-」をテーマに同氏が作曲した「やまとしうるはし」と「千年のかくれんぼ」の2曲が講演の中で披露されました。
来場者のアンケートでは、「受賞された方々の出版にかける熱意を感じた。」「受賞作品を読んでみたい」「新井満先生の歌声は素晴らしかった!」などの声がありました。なお、今回の応募作品は、県立図書館に寄贈される予定となっており、寄贈後は貸出しも可能となりますので、興味をお持ちの方は是非、お読みになっていただきたいと思います。