■1885年(明治18年)に、新潟市東大畑の地に最初の教会が建てられ、その後、1927年(昭和2年)当時の教区長だったドイツ人アントニオ・チェスカ師によって、新しく現在の聖堂が献堂されました。設計は、日本で16年を過ごしたカトリックの建築技師ドイツ人 マック・ヒンデル(Max Hinder)氏によるもので、建築様式はロマン式とルネッサンス式との折衷で木造で建てられためずらしい建物です。聖堂のオルガンはドイツのAnton Feith社製の楽器で、1929年(昭和4年)に設置され、現存する日本の最も古いパイプオルガンの一つで、現在も澄んだ美しい音色でミサなどで使われています。異国情緒あふれる新潟カトリック教会。昔は教会の側に「異人池」という池があり、それはエキゾチックな風景だったという。
出典:
『新潟まち遺産の会 オフィシャルサイト』
提供元:新潟まち遺産の会
画像提供元:
新潟市役所 観光物産課