松苧神社

国の重要文化財
松苧山山頂(海抜360m)に鎮座しています。
明応六(1497)年建立で、年代の明らかなものとしては県内最古の木造建築です。
近郷の総鎮守で「松苧大権現」と呼ばれ、「麻織物」の神として信仰を集めていました。

松苧神社には、上杉謙信公ゆかりの宝物が納められていました。
■備州長船兼光の短刀
町の文化財(町保管)
全長45センチ 刀の巾2.5センチ
この小刀は、上杉謙信が小田原の北条氏康を攻める途中、軍配とともに松苧神社に奉納したものと伝えられています。

■軍配
町の文化財(町保管)
全長49.1センチ 最大巾15.7センチ 木製
黒漆地に大きな金彩の日の丸が配され、裏は、黒漆地に赤の日の丸が配され、質素で優雅な趣があります。
謙信の関東管領職就任祝と武運長久の祈願をこめて奉納されたものと思われます。

出典:『古道 松之山街道』(観光マップ)
提供元:十日町市文化観光課

所在地

十日町市犬伏(苧島)

お問い合わせ先

十日町市教育委員会文化財課(十日町市博物館内025-757-5531)

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月10日 23:19

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