蝋型鋳金(ろうがたちゅうきん)

鋳金とは、溶解した金属を鋳型に流し込み、鋳型が構成する空間どおりの形態を得る方法で、その鋳型原型を蝋で作るのが「蝋型鋳金」である。佐和田地区・沢根を中心に本間琢斎系・宮田藍堂系・真藤半五郎系に分かれて、技術が継承されてきた。なかでも藍堂系・佐々木象堂は、昭和35年に重要無形文化財蝋型鋳金技術保持者(人間国宝)に認定。佐渡歴史伝説館には、佐々木象堂記念館があり作品が展示されている。佐渡鋳金技術も、昭和53年に新潟県無形文化財工芸技術として指定された。蝋型鋳金は、佐渡を代表する伝統工芸である。

出典:
『佐渡百選』
提供元:佐渡市観光課
および佐渡観光協会

画像提供元:
佐渡観光協会

所在地

佐渡市

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月18日 14:58

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