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地域文化 データベース
湯沢町
豊富な温泉と雪に恵まれたリゾート地
新潟県南魚沼郡に位置する湯沢町は、多い年には積雪3mを超える豪雪地帯。群馬県に接し、関東への玄関口として三国トンネル、関越自動車道、上越新幹線といった交通インフラが集中しています。そのトンネルを抜けた際に広がる雪景色は、かの有名な川端康成の「雪国」のモデルになりました。冒頭で、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と綴られており、まさに湯沢町の原風景と重なります。古くは旧三国街道の宿場町として栄え、往来する大名や商人の疲れを癒したといいます。近年は交通網の充実とともに「スキーと温泉の町」として発展。夜のスキー場を彩る「たいまつ滑走」の発祥の地でもあります。1951年、布場スキー場で初めて行われ、斬新なアイデアが話題を呼び、ブームの火つけ役となりました。