しみ渡り

日照時間が延びた早春に気温が上がり、日中の陽射しが強くなると雪消えが始まり、水分を含んだ雪の表面は朝晩になると氷結して人が歩けるようになる。それまで行けなかった所へも自由に行ける為、仲間を誘って手製の弓矢を携えて山に登り、捕れるはずの無い兎などを追いながら、帰りの下りは杉の葉等(今はビニール袋等)を尻に引き「ばばゾリ」と称して遊んだものである。

出典:『田舎はいつまでも田舎であってほしいから(村山達三著)』
提供元:特定非営利活動法人ほくほく村

所在地

十日町市

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月12日 14:57

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