写真左の権現岳は1,104mの勇壮な岩山で突鶏ノ峰(1,280m)と写真右の鉾ヶ岳(1,316m)と連なっています。能生地域側から登山道が3ルートあり、いずれも登高差は1,000mを超えています。上早川地域から鉾ヶ岳への登山ルートもあります。
権現岳の姿は荘厳にして霊山を思わせ、中腹には白山権現の小社があります。毎年5月下旬には山開きイベント『権現たいまつ登山』を開催し、多くの参加者がご来光を望みます。登山道の途中には露出した岩肌で鎖をたよりに直登する場所がいくつかあり、細心の注意が必要となります。
鉾ヶ岳の山頂では、南に焼山・火打山の妙高山群、東に三峰山・重倉山などの南葉山塊、西には海谷山塊越しに後立山の諸峰、そして北に日本海と雄大な眺望を味わうことができます。毎年7月第1日曜日には上早川地域~吹原雪崩防止柵~鉾ヶ岳山頂への山開き登山が行われます。能生地域側のコースは、柵口~権現岳~鉾ヶ岳~島道、またはその逆のコースで柵口温泉あるいは島道鉱泉で疲れを洗い流す楽しみが加わります。
出典:『翠の交流都市 糸魚川市』
提供元:糸魚川市役所商工観光課
画像提供元:糸魚川市役所商工観光課