刈羽貝塚

日本海側では貴重な県指定の貝塚。
刈羽貝塚は明治四十二年に手崎丘陵上の神明社の移転時に発見され、当時は日本海唯一の貝塚として注目されました。貝塚を構成するのはヤマトシジミを主体とし、カラスガイ・タニシ等も少量混じります。この他にイヌ・イノシシ・ニホンジカ・鳥類・クジラの一種等の骨片も出土しました。出土土器は約五千年前の縄文時代前期後葉のもので、「刈羽式土器」と命名されました。当貝塚は昭和二十七年に新潟県文化財に指定されました。近年では平成九年に源土運動広場の整備に伴い丘陵の北側が調査され、多量の土器や石器が出土しています。

出典:『百年のあゆみ刈羽村勢要覧2000年』
提供元: 刈羽村役場農政商工課
画像提供元:刈羽村総務課

所在地

刈羽村大字西谷

お問い合わせ先

刈羽村教育委員会教育課(電話0257-45-3933)

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月8日 21:48

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