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刈羽村

広大で豊かな自然が織りなす村

中越地域の日本海にほど近い場所に位置する刈羽村。刈羽地区、勝山地区、赤田地区、高町地区の4区、飛び地となっている油田地区、計5区が東西で2つに分離した形となっています。特産は 「砂丘桃」と呼ばれる桃。水はけが良く太陽の照り返しが強い砂丘地で生産されており、強い甘みが特徴です。生産量が少なく入手困難なことから「幻の桃」とも呼ばれています。「滝谷灯篭押し合い祭り」は、五穀豊穣 、家内安全、交通安全を祈願するお祭り。 春祭の夜に、地元の若者らが 牡丹、梅、菊、桜等の花で飾りつけられた灯篭台を肩にかつぎ、集落内を練り歩きます。ご馳走や酒を揃えた家々の前で4台の灯篭台が激しくぶつかる光景は見ごたえ満点。県内ではめずらしい縄文時代の貝塚である県指定史跡「刈羽貝塚」もあります。

地域文化
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  • 桃林創始者塚田翁の碑

    塚田源太夫は独特の甘みで知られる「砂丘桃」の栽培を広めた先駆者。行商先で桃の 栽培には砂丘地が適することを知り、苦労の末に荒れ地を開墾して桃畑にしたのが始 まりです。最盛期の大正時代には上越や長野に出荷するまでになり、村 […]
  • 玉泉寺

    江戸時代には京都村雲御所(寺跡寺院)の御用を仰せつかっていた寺で、当時の乗り物だった緋網代の駕籠(村指定文化財)、上杉謙信公ゆかりの妙見仏像(北辰菩薩)が納められています。 出典:『2003年 村勢要覧 刈羽エナジー』 […]
  • 宝蔵寺

    同第五番札所。上杉景勝が国替えになった際、観音菩薩と如来像を乗せた舟が動かず、宝蔵寺に安置したという逸話があります。 出典:『2003年 村勢要覧 刈羽エナジー』 提供元:刈羽村役場 農政商工課 画像提供元:刈羽村総務課
  • 常楽寺

    この寺は、越後霊場三十三ヵ所第六番の札所です。札所というのは、鎌倉時代に北条時頼が諸国を巡回したときに立ち寄って祈願した観音さまが安置されているところを、道すじによって決めたものといわれています。本尊は行基の刻んだ国宝級 […]
  • 刈羽桃

    村のシンボルともいえる特産の「砂丘桃」は、現刈羽村下高町生まれの塚田源太夫が 江戸末期に砂丘の荒れ地を開墾してつくり始めたと伝わります。 砂地の特性を生かし栽培される糖度の高いみずみずしい桃は、7月中旬~8月上旬に かけ […]
  • 桃の花見フェスティバル

    春を告げるお祭り。桃畑の散策やステージショーのほか、さまざまな屋台も出て、にぎやかに春の訪れを楽しみ祝います。夜のライトアップにも多くの人が訪れます。 出典:『刈羽村 村勢要覧 2023』 提供元:刈羽村総務課 画像提供 […]
  • 滝谷灯篭押し合い祭り

    滝谷地域の春祭り。華やかな灯篭台を若者たちが担いで集落内を練り歩きます。また、灯篭で激しくもみ合い、五穀豊穣、家内安全、交通安全を願います。 出典:『刈羽村 村勢要覧 2023』 提供元:刈羽村総務課 画像提供元:刈羽村 […]
  • 刈羽貝塚

    日本海側では貴重な県指定の貝塚。 刈羽貝塚は明治四十二年に手崎丘陵上の神明社の移転時に発見され、当時は日本海唯一の貝塚として注目されました。貝塚を構成するのはヤマトシジミを主体とし、カラスガイ・タニシ等も少量混じります。 […]
  • 赤田城址

    勇将定信。天を突く千挺槍。 赤田城の城主は、赤田古城の城主赤田源太告を滅ぼした斎藤下野守定信。定信は上杉民部大輔房能に仕えて赤田城主となりました。房能は後に上杉謙信公の父為景に追討され、天水越で自害しましたが奥方の綾子が […]
  • 東福院

    刈羽の歴史に燦然と輝く文化財の宝庫。 今から五百年以上も前、村上市耕雲寺三世、南英謙宗和尚が開山し、斎藤下野守によって開基された名刹です。寺宝は三つあり、一つは「兆殿司三幅対」。上杉謙信公が上洛のとき将軍義輝より拝領し、 […]