見附大凧合戦

「越後今町、男の盛り、凧のいくさは、意気でやる」と凧民謡で唄われている「見附大凧合戦」は、守門・弥彦山が、眺望できる刈谷田川両岸において、六月の第一土曜日から三日間、見附・中之島の若人により繰り広げられます。
刈谷田川をはさんで両岸から絡め合う六角の大凧は、美濃紙百枚を使う大きなものです。
起源については詳しい文献はありませんが、信濃の紙商人が端午の節句に当地へ立ち寄ったおり、刈谷田川堤防上で大凧をつくり、大空に打ち揚げたのが始まりと言われています。それが、今から三百数十年前のことです。
今の凧合戦の形態となったのは、江戸時代の天明年間より行われた刈谷田川改修の堤防を踏み固めるために行って以来、年中行事として今に至るといわれています。
現在の凧合戦は、年々様々な絵柄や色彩を用いた凧が大空狭しと駆け巡り、その壮大さと優美さで、ますます盛況さを増してきています。

出典:
『見附 大凧合戦』(パンフレット)
提供元:見附市産業振興課 商工観工係

所在地

見附市

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投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月10日 00:22

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