第18回 白熱!小出国際雪合戦大会観戦リポート

今年で29回目を迎えた小出国際雪合戦大会。大会本番前、地元スタッフや参加者が一同に介して、前夜祭交流パーティーが開かれました。参加者は美味しい魚沼の幸に舌鼓。魚沼産コシヒカリのおにぎりや地元酒蔵のお酒が振る舞われ、毎年これを目当てに参加する人も多いのだとか!?

明日の決戦を前に、お互いの健闘を誓って「カンパ〜イ!」

地元の食材をふんだんに使った豚汁。お母さんたちの愛情と食材の旨味がぎっしり詰まっています!

前夜祭交流パーティーでは、審判長へのワイロが公式に認められており、大会の勝敗にも微妙に影響しているので、各チームは独自のチームアピールを行いながら、和気あいあいと前夜祭を楽しんでいます。

審判長を囲んでチームのPRと記念撮影。

アピールタイムを使って、思い思いのチーム紹介と意気込みを発表します。

審判長へのワイロはルール上OK。

勝つための攻略本なるものを製作し、頭脳戦に持ち込むチームも登場。

前夜祭の中締めは、みんなで輪になり「国際雪合戦行進曲」を熱唱!「なげて なげて なげて、よけて よけて よけて、なげて なげて なげて、ぶつけろ〜♫」

今年の出場登録チーム数は大人の部225チーム、子供の部は15チームの合計240チーム。 前夜に降ったパウダースノーが絶好のコンディションとなり、チームの士気が高まります。 また、米山知事が応援に駆けつけ、知事の故郷ということもあり、熱のこもったエールを参加者に送りました。

240チームが参加した今大会。年々、参加チーム数も増えています。

米山知事より熱いエールをいただきました。

選手宣誓から、競技スタート!

チーム編成は、大将1名、足軽4名の合計5名で1チームの編成。 各自持ち点(※)があり、雪玉があたる度に持ち点が減点され、0点となった時点で退場、残った人数や持ち点の数で勝敗を決めます。 バトルゾーンは大将も足軽も戦うことができますが、大将ゾーンは自軍の大将だけのゾーンで、足軽は侵入できません。

(※)
大人の部、男性3ポイント、女性・子供(小学生以下)5ポイント
子供の部、男子3ポイント、女子5ポイント

決勝トーナメントでは、Aシェルターのみとなり、勢いだけではなく、攻守の駆け引きが重要になります。

狙いを定めて、雪玉をぶつけろー!

次なる攻撃へ虎視眈々。

大将は「コシキ」を持って雪玉を防御します。

細かいルールはありますが、基本的には相手に雪玉をぶつけてポイントを奪っていく、単純で闘争心をかき立てられる競技です。
最も注意する点は、敵陣の大将ラインを踏み越えると一発退場になってしまう事です。熱戦からつい忘れてしまい、退場になる足軽もいました。

攻守の駆け引きが勝敗につながります。

早く雪玉を作って攻撃したいのですが、雪玉になっていないとポイントは認められません。

足軽が全員退場になると、大将同士が最後の決戦をします。

大将に女性を配しているチームが多くありました。また、ポイントを多く与えられている女性や子供を入れた、混合チーム編成も戦略のひとつです。

大将は最後方から攻守の指示を出します。

大人女性vs子供男子。互いに容赦はしません。

女性チームの躍進がスゴイ!体力戦と頭脳戦も見どころのひとつ。

大会を支えるボランティアさん、公式審判員の活躍も見逃せません。

白熱した競技ができるのも、ボランティアの皆さんの準備のおかげです。

雪玉が当たったかどうかを判定する公式審判員も必死です。

大会は、雪合戦の他にもいろいろな楽しみ方、イベントが盛り沢山!
チームPRタイム、コスプレ写真コンテスト、餅つき大会、子供が遊べる大すべり台や風船とポップコーンの無料配布、うまいものストリートなど一日中楽しめます!

コスプレ写真コンテストで「いぇ〜い!」
クオリティー賞、キャラクター賞、プリティー賞、オリジナリティー賞の4部門があり、魚沼の特産品が進呈されます。

コスプレ写真コンテストで「しもしも〜!」

史上初!チームPRタイムで公開プロポーズ♡

1,000人以上の参加者が見守る中、プロポーズが大成功!

餅つき大会。ついたお餅はあんこ餅ときなこ餅で振る舞われました。

うまいものストリートでは、地元の美味しい味を楽しめます。

手づくりキャンドルとマイ箸づくりの、体験ブースもあります。

子供に大人気の大すべり台。大人も一緒に楽しんでいます。

午前のリーグ戦の後、午後からは上位チームによる決勝トーナメントがスタート。この後、6回か7回勝つと優勝です。

息詰まる攻防。

息詰まる攻防。

見事なフォーム。実力あるチームが勝ち残っていきます。

審判員も厳正なジャッジをするのに、足軽を全力で追いかけます。

試合終了後はお互いに健闘を分かち合います。

第29回小出国際雪合戦、大人の部225チームの頂点に輝いたのは…

熱戦を物語るトーナメント表。

熱戦を制したのは、群馬県から参加した「激さむぶるぶる丸♪」チーム。

最後は「太っ腹!!ウルトラもちまき」。豪華商品の引換券が入った餅をこれでもかというくらいにまいて、大会を締めくくります。

雪合戦ができるのは雪国だからこその醍醐味です。大人も童心に返り、本気で雪と戯れる、そんなイベントです。前夜祭の料理とお酒が目当てでも良いですし、コスプレでアピールするなど、様々な楽しみ方があります。興味を持った方はぜひ、来年チームを作って参加してみてはどうでしょうか。もちろん観戦するだけでも、とても楽しめますよ!

「こっちにまいて〜」みんな必死にアピール!

来年は記念となる第30回大会です。雪上でどんな白熱した戦いが繰り広げられるか、楽しみですね!

関連リンク

第29回小出国際雪合戦大会 ~リオでじゃねぇ~ろ … – 小出商工会青年部

魚沼市役所 商工観光課 観光振興室
電話025-792-9754

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