直峰城は、南北朝時代(1335年~1392年)、南朝方の雄将・風間信濃守信昭公の居城でした。中世の典型的な山城で、標高344m、自然の地形を巧みに利用して作られた堅固なものです。 上杉謙信公の時代には、春日山城から関東へ抜ける要衡であり、直江兼続の実父の樋口惣右衛門兼豊も城主を務めました。 直峰城は、徳川時代になり、廃城となりましたが、今も大規模な空堀・曲輪の跡、2kmに及ぶ敷石の道(旧三国街道)などが残り、樹齢800年といわれている大ケヤキが歴史の流れを伝えています。
出典:
『上越観光ネット』
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上越市観光企画課