伊平タケ

父丸山奥次郎の二女ソイ、5歳のときハシカで失明、柏崎市藤井の瞽女武田ヨシに弟子入りし、芸名タケ。12歳の時初めて夏は刈羽・魚沼方面へ、秋は群馬へ門付け稼ぎをする。大正元年26歳北条の鍼師伊平伝吾と結婚。以後地方廻りをやめ柏崎に在住。マッサージや演奏に励む。明朗で機知にとみ、記憶力や気配り抜群、多くの人から慕われる。昭和2年東京放送局からデビュー。昭和25年東京へ転居。昭和45年84歳張りのある声は瞽女唄伝承者として国の無形文化財保持者に登録され、3年後東京で「しかたなしの極楽」を公演し紹介され、黄綬褒章授与の栄に輝く。以後マスコミや公演で精力的に活躍した。

出典:『柏崎ふるさと人物館』<展示ガイドブック>
提供元:柏崎市教育委員会 文化振興課

所在地

柏崎市

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月9日 06:53

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