大須戸能

伝えによれば弘化元年(1844)の冬、庄内黒川(現山形県鶴岡市黒川)の能役者蛸井甚助が大須戸に逗留し、その後庄屋・神主など村人19人の能社中が数年にわたり熱心な指導を受け、嘉永4年(1851)に八坂神社の社殿で初めて能を演じたとされています。現在は能26番と狂言12番が伝承され、毎年4月3日には大須戸八坂神社で定期能、昭和62年(1987)からは毎年8月15日に薪能が行われています。民俗芸能の地方への伝播を知るうえでも貴重な存在とされ、昭和30年(1955)に新潟県指定無形民俗文化財、平成11年(1999)には国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財となっています。

出典:村上市ホームページ
提供元:村上市生涯学習課
画像提供元:村上市生涯学習課

所在地

村上市大須戸4739番地

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投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月5日 18:38

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