現在の神社は伊藤忠太博士の設計により大正5年(1916)に再建されたもの。これらの建築物・構造物25件が平成10年国登録有形文化財となった。
十柱神社社殿(国重要文化財)・・・・・・弥彦神社境内末社。元禄7年長岡藩主牧野氏の奉納で、桁行3間、梁間3間。屋根は茅葺。その形式は簡素であるが、蛙股・紅梁・拳鼻などの絵様彫刻に桃山末期の様式を伝えている。昭和25年(1950)国重要文化財に指定。
宝物殿・・・・・・国重要文化財の「志田大太刀」「大鉄鉢」、県指定文化財の「砧青磁袴腰大香炉」「三家正吉作 大太刀」「鏡鞍附壷鐙」「上杉輝虎祈願文」をはじめ弥彦神社伝来の宝物や文化財が公開されている。
出典:『文化財史跡まっぷ』
提供元:弥彦村役場産業振興課観光商工係
画像提供元:公益社団法人 新潟県観光協会