■新潟県埋蔵文化財センターは、新潟県が発掘調査した各地の遺跡情報を整理・保管・研究する施設として平成８年に設置されました。出土品の収蔵量では県内随一を誇り、選りすぐりの出土品を展示して、新潟県の歴史をわかりやすく説明しています。

■学校・団体による事前申込みにより、本物の土器を使った歴史学習や、出土品の閲覧も可能です。また、考古学に関する豊富な図書がそろい、整理作業風景をガラス越しに見学できるなど、魅力満載の施設です。

■新津丘陵の一角、「花と遺跡のふるさと公園」内に位置し、新潟県立植物園・新潟市新津美術館と一体になった学習の場の一施設として位置づけられています。

■センターの北側丘陵上には、古墳時代前期の円墳である古津八幡山古墳や弥生時代後期の高地性集落である古津八幡山遺跡があり、古津八幡山遺跡では竪穴住居や環濠が復元整備されています。
また、丘陵裾部にも古代の製鉄遺跡が分布するなど、周囲には数多くの遺跡があり、歴史的環境に恵まれています。