日本互尊社は昭和9年(1934)、野本互尊翁|野本互尊が唱えた互尊独尊の思想を後世に伝えようと設立されました。人はいかに生きるべきか。宇宙で唯一生きている独尊と、社会で多くの人びとと一緒に生きようとする互尊の両方が大切だと説いた互尊翁の資料を陳列しています。「互尊止戈」は互尊の心で戦いをやめましょうといい、「活新妹」は読書の効用を説いています。また画家横山大観の富士山の絵に、「日に年に、世々にかかやかせ明治節、内は独尊、外は互尊に」と署名しています。
出典:
『如是蔵博物館リーフレット』
提供元:如是蔵博物館