長岡市栗山沢の村の中ほどにそびえる「しだれ桜」は、樹齢約100年、樹高約15ｍ、幹囲2.25ｍもの巨木です。この桜は、もとは仙台藩の奥庭にあった御止桜でしたが、日露戦争当時、仙台砲兵隊に所属していた栗山沢の村人が種子を持ち帰って育てました。毎年、4月半ばに村のさくら広場で催される「しだれ桜祭り」は、村人の手づくりの観桜会として年ごとに人気が高まっています。薄紅色の桜の下、演芸会や模擬店など栗山沢の村をあげてもてなすお祭です。また、桜の開花時期に合わせてライトアップも行われ、桜の美しさが一層際立ちます。

出典：長岡市栃尾支所商工観光課
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