樺沢城跡

樺沢城は、上野と越後府中(春日山)を結ぶ交通の要衝に位置する標高304mの山城で、県の史跡に指定されています。
「御館の乱」では北条軍侵攻の最前基地で上田口攻防の拠点となった古戦場です。慶長3年(1598)上杉氏の会津転封に伴い廃城となりました。山全体を3重、4重に鉢巻状に巡る空堀や土塁は、県下に例がなく、御館の乱の際に、この城を一時占拠した北条氏の影響があったことがうかがえます。
本丸からは上田が一望でき、二の丸の付近には上杉景勝の胞衣を納めたという胞衣塚という石祠があります。
また、城跡の周辺には城下町だった頃の地名が小字として残されています。

出典:樺桜の郷
提供元:樺野沢まちおこし委員会

所在地

南魚沼市樺野沢

お問い合わせ先

南魚沼市教育委員会 社会教育課 文化振興係(電話:025-773-3576)

アクセスマップ

投稿者: 新潟県文化課
掲載日時: 2015年4月6日 23:00

一覧へ戻る