国の重要無形文化財に指定されている越後上布の大きな特徴の一つが「雪ざらし」です。この地域では春の風物詩として親しまれてきました。2月末から3月頃にかけて、天気の良い日に織り上がった反物を雪上に晒し、汚れやシミを漂白し、染めた色をより鮮やかにする作業です。
雪は、太陽光で蒸発して水蒸気となる際にオゾンが発生します。このオゾンが布目を通り抜ける時に、化学反応が起きて殺菌・漂白されます。
出典:南魚沼市ウェブサイト
提供元:南魚沼(六日町庁舎)六日町商工観光係および南魚沼市観光協会
画像提供元:公益社団法人 新潟県観光協会