戦国時代、山全体が山城であった坂戸山。
坂戸城は南魚沼市が上田荘と呼ばれた時代の交通、軍事上の要衝として、標高634mの坂戸山に築かれた堅固な山城です。上田荘を治めた上田長尾氏の居城ともいわれ、春日山城の支城として、また、堀直寄の居城として、南北朝時代から江戸時代初期まで重要な城となっていました。
坂戸山山頂には、実城、中腹の御居間屋敷、山麓の御館(居館跡)、家臣屋敷跡などの郭が良好に残っています。居館跡の前面に残る近年修復を終えた石垣が見どころです。山麓には長尾政景の墓があり、近辺には上杉景勝と直江兼続の生誕の碑もあります。
昭和54年に国指定の史跡となっています。
出典:南魚沼市ウェブサイト
提供元:南魚沼(六日町庁舎)六日町商工観光係および南魚沼市観光協会
画像提供元:南魚沼(六日町庁舎)六日町商工観光係および南魚沼市観光協会