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file-84 越後の瞽女(前編)

  

県立図書館おすすめ関連書籍

「もっと詳しく知りたい!」、「じっくり読みたい!」という方、こちらの関連書籍はいかがでしょうか。以下で紹介しました書籍は、新潟県立図書館で読むことができます。貸し出しも可能です。ぜひ、県立図書館へ足をお運び下さい。


▷『越後瞽女日記』

(斎藤真一著/河出書房新社/1975年)請求記号:N/384/Sa25
 ページを開くと、赤い稲光が光る中で身を寄せ合う2人の瞽女の絵が鮮烈な印象を残します。本書は、高田瞽女としてその生涯を生きた杉本キクイさんを著者が幾度も訪れ、丹念に取材した膨大な聞き書きを収めており、瞽女の旅の様子や掟の厳しさ、キクイさんが同じ時代を過ごした多くの瞽女について、物語のようにいきいきと描かれています。画家である著者が描く瞽女の絵も多く収録されており、物悲しさを漂わせつつも、人間の強さを感じさせ、見る人を引きつける魅力にあふれています。
 著者には本書のほかにも瞽女に関する著作が多く、『一寸昔』『風雨雪』(青英舎/1983年 請求記号:N/384/Sa25)などのエッセイも当館で所蔵しています。


▷『高田瞽女最後の親方 杉本キクイ』

(上越市立総合博物館編・発行/2013年)請求記号:N/384/Su38
 明治後期に最盛期を迎えた高田瞽女でしたが、昭和に入りその数を徐々に減らし、戦後には杉本家の3人を残すのみとなりました。高田瞽女の最後の親方であった杉本キクイさんは、民俗学者である市川信次氏や前掲の斎藤真一氏の取材を受け、瞽女唄など貴重な瞽女の記録を残されています。本書では、キクイさんの生涯を写真とともに紹介するとともに、キクイさんの使用していた道具、関連する文書も写真で見ることができます。付録の瞽女唄のCDには、代表的な祭文松坂「葛の葉子別れ」も収録しています。
 杉本キクイさんについては、『わたしは瞽女 杉本キクエ口伝』(杉本キクエ[述],大山真人著/音楽之友社/1999年 請求記号:N/384/Su38)でもその生涯を知ることができます。


▷『新潟県文学全集 第2期 随筆・紀行・詩歌編 第5巻 現代編2』

(郷土出版社/1996年)請求記号:918.6/N72/2-5
 本書には26編の随筆等を収録しており、瞽女に関係する随筆では、杉みき子著「高田ごぜ唄」と水上勉「雪の中の瞽女たち」の2編を収録しています。「高田ごぜ唄」では、著者が初めて瞽女唄を聴き、杉本キクエ(キクイ)さんに会って抱いた「透明で清澄」な印象を記し、「ふるさとの宝」を「ごぜさんたちがひっそりと守ってくれている」ようだとまとめています。「雪の中の瞽女たち」では、杉本家を訪れた著者がそのふるまいや言葉を記し、「温かく手をとりあいながら」生きてきた瞽女の姿を描き出しています。


ご不明の点がありましたら、こちらへお問い合わせください。
(025)284-6001(代表)
(025)284-6824(貸出延長・調査相談)
新潟県立図書館 http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/

 

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